らふたぁの映画館

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小説『成瀬は天下を取りにいく』を読んだ感想

 成瀬は天下を取りにいく

 主人公・成瀬あかりは、一言でまとめると“妙に真っ直ぐで、妙に強くて、妙に面白い”。そして一番大きいのは、彼女が“普通じゃないことを普通にやる”ところ。例えばクラスで浮くような行動をあえて選んだり、誰もやらないことを淡々と続けたり、無駄とか意味がないとか言われても全く気にせずやる。

 

 普通なら「どう見られるか」を一番気にしてしまうところを、成瀬はめちゃくちゃ投げ捨ててる。この姿に、読んでる側は最初ちょっとびっくりするし、次第に気持ちよくなってくる。

 

 この小説って、成瀬が何か派手な成長を遂げる物語ってわけじゃないんよな。どちらかというと、周りが勝手に成瀬に影響されていく話。

 

 成瀬自身は相変わらずで、むしろブレなさすぎてパワー系。でもそのブレなさに触れた人たちが、ちょっとずつ考え方を変えたり、自分の人生を見直したりする。主人公が周りを変える系なんやけど、説教臭くないし押し付けがないからめちゃくちゃ読みやすい。

 

 で、一番面白いのは“成瀬って別に特別な才能がある子じゃない”ってところ。勉強が飛び抜けてできるわけでもなく、運動部で全国いくわけでもなく、金と人脈があるわけでもなく、権力や影響力なんか当然ない。それでも彼女は天下をとりに行く。じゃあどうやって?ってなると、その答えは思ったよりシンプルで“やると決めたことをやる”だけ。周囲の空気じゃなくて自分の基準で動ける人っていうのは、現代ではそれだけで超強キャラになる。

 

 この作品が刺さる理由って、たぶん多くの読者が「ほんとは自分もこうしたかった」と思う部分を成瀬が代わりにやってくれるからやと思う。

 

 例えば「本当は言いたいことがあった」「本当は参加したかった」「本当は反対したかった」「本当は目立ちたかった」みたいなやつ。現実では空気を読むことで生きていくけど、成瀬は空気を読まないまま突き進む。その爽快さは半端ない。

 

 あと、この小説の構造も面白くて、成瀬の物語が彼女自身の視点じゃなく、周りの人から語られる形式になっている。これがめっちゃ効いてて、成瀬の“ナゾ感”“影響力”がより立体的に浮き上がるんよな。本人の内心はあまり語られず、行動だけが示される。そしてその行動の意味やインパクトは、見た人間が勝手に受け取り、勝手に考え、勝手に変わっていく。これって実際の人間関係でも起きることで、実はめちゃくちゃリアル。

 

 エピソード単位で見ても、どれも小さくてくだらんように見えるけど、ちゃんと芯がある“生き方の話”。

 

 文化祭とか、恋愛とか、部活とか、コンテストとか、すべてがテーマとしては小さいし、何ならよくある題材。でもそこに成瀬を放り込むことで全部のイベントが“人生の問い”みたいになっていく。結果として「人はどうやって自分を選ぶのか」みたいな話が自然と浮かび上がってくる。

 

 読んでいて思ったのは、この作品が青春小説のふりをした“生き方論”ってこと。しかも説教しないタイプのやつ。青春ものって大体、恋か友情か努力でまとめちゃうことが多いけど、『成瀬は天下をとりに行く』はちょっと違う。もっと社会的で、もっと現代的で、もっとメンタルヘルス寄りで、もっと働き方に近くて、もっと承認欲求に近い。でもそれを真正面から扱わずに全部ズラしてくる。だからこそ読んでて気持ち良いし、人によって刺さる箇所が変わる。

 

 そしてタイトルの“天下”の意味が、読み進めるほどに変わっていくのが最高に良い。途中までは「ただの言い回し」「ただの大袈裟」「ただのギャグ」として読めるんやけど、終盤に行くと“天下=自分の人生の主導権”という意味に変わってくる。つまり支配や征服ではなく、選択の話になる。これに気づいた時に初めてタイトルの重みと面白さが理解できるようになってて、構造的にも綺麗やった。

 

 総じて言うなら、この小説は自分の人生を手に入れる方法について書いた作品で、それを高校生視点で描くことで読者にも間に合う感を与えてくれる。大人が読んでも刺さるし、学生が読めばなお刺さる。しかも難しくないし、変に文学ぶってないし、軽く笑えるし、人物が全員ちゃんと立ってる。

 

 この小説は刺さる人には刺さる、刺さらない人には全く刺さらないかもって思った。

 

 よくある伏線回収や、派手な展開、ファンタジーな展開は全くない。成瀬の行動を観察しているだけのような内容。でも、そんな現実的だからこそこんな風に生きればよかったなんて、自分に重ねてしまうのかもしれない。

 

 この小説にはまだ続編がある。でも全部読まないと成瀬のすべては理解できないんだろうな。まだまプロローグといったところか。

映画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』見た感想


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※注意書き(必読)
本記事では、アニメ映画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』の内容に触れています。
作中には、戦闘による負傷描写や流血、身体の欠損など、かなり生々しい表現があります。
そういった描写が苦手な方は、ここから先の閲覧は控えてください。


 アニメ映画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』感想
 かわいい絵柄に油断すると、本当に心をえぐられる
 正直に言うと、この映画は「軽く観よ」って気持ちで見てはいけない。でも必ずみんなにも見てほしい。
 

 アニメ映画だし、キャラも丸っこくて、どこか優しそうな雰囲気。
でも中身は、かなり重たい。

 『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』は、太平洋戦争末期のペリリュー島を舞台にした作品。
 南の島のきれいな景色と、のんびりした空気。
最初はほんまに「ここで戦争起きるん?」って思うくらい穏やかや。

でも、その空気は一瞬で壊れる。

 

 楽園が一気に地獄に変わる
アメリカ軍が上陸してからは、ずっと息苦しい。
爆発音、銃声、叫び声。
 兵士たちは準備も覚悟も足りないまま、いきなり“死ぬ側”に立たされる。

 

 この映画、戦闘シーンをかっこよく描かへん。
 誰かが敵を倒しても、達成感はゼロ。
 状況は何も変わらんし、ただ次の犠牲者が出るだけ。

 

 特にしんどかったのが、仲良かった兵士が目の横を撃たれて、眼球が飛び出してしまう場面。それを仲間が、おっとっと。みたいな感じで、手で元に戻す。普通に生きていてこんな経験は普通しない。しかしそんなことも普通。普通の感覚さえも麻痺していく。それが戦争。アニメなのに目を逸らしたくなった。
 でも、この映画はそういうとこを誤魔化さへん。

 

 死に方を選べないのが戦争
『ペリリュー』には、いわゆるヒーローはおらん。
 活躍したから助かる、感動的な最期を迎える、そんな展開はほぼない。

 さっきまで喋ってた仲間が、次の瞬間にはもう死んでる。
 しかも、それに意味づけはされへん。
 戦争では、死ぬ理由なんて後付けや。

 

 命令は無茶苦茶やし、補給も来ない。撤退もできない。
それでも「守れ」と言われた場所で、兵士たちは『消費』されていく。

 

 戦ってるのに、何のために戦ってるのか分からんくなっていく感じ。
その虚しさが、ずっと画面から伝わってくる。

 

 かわいい絵柄が、逆にキツい
 この映画の一番エグいところは、たぶんここやと思う。
 キャラデザインが、めちゃくちゃ可愛い。2頭身で、丸くて、愛嬌もある。
 そんなキャラが、撃たれて、吹き飛ばされて、手足を失っていく。
 リアルな作画やったらまだ「映画」として見れたかもしれん。

 

 アニメやから大丈夫、っていう逃げ道を完全に潰してくる。僕は本来グロ系はかなり苦手。医療ドラマでの治療目的で映る内臓とかは平気だけど、痛々しいのはマジでダメ。でもこの映画のグロいシーンは見なければいけないと思った。遠い過去ではない本当にあった話だったから。終戦したのが僕の母がちょうど生まれたあたりだったことに衝撃を覚えた。

 

 


 この映画は、「戦争は悪です」って言わへん。
感動させようともしてこない。

ただ、そこにあった出来事を淡々と見せてくるだけ。
だからこそ、観終わったあとがしんどい。

 

 これは昔の話だけど、今も世界のどこかで、同じ構造のことが起きてると思うと、簡単には切り離されへん。

 

 誰かが安全な場所で命令して、
 誰かが前線に送られて、
 名前も残らんまま死んでいく。

 

 観るのは正直しんどい。でも…
『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』は、
観て楽しい映画でも、スカッとする映画でもない。

 

 むしろ、観終わったあとに気分は重くなる。
「もう一回観たいか?」って聞かれたら、たぶん即答はできへん。

それでも、今の時代に一回は観とくべき映画やと思った。
戦争を“知識”や“歴史”としてじゃなく、
「人が壊れていく過程」として突きつけてくるから。

『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』は、
楽園と呼ばれた島で起きた地獄を、
最後まで誤魔化さず描いた、かなり覚悟のある作品やった。

 

 是非目をそらさずに、心のままでこの事実を感じてほしい。そして二度とこんなに辛く悲しいことが起きませんように。。。

 

 

ストーリー     ★★★★★

(この話も実話にもとづいてる。見ないといけない)

    キャラクター    ★★★★★

(見た目かわいいが、かなりグロい)

  泣ける度     ★★★★★

(ずーっと泣いていた。)

    おすすめ度    ★★★★★

(心が張り裂ける)

    総評       ★★★★★

(戦争映画はいっぱいあるけど、こういう感じは珍しいかもしれない)

 

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映画『栄光のバックホーム』を見た感想

 


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    映画『栄光のバックホーム』 胸を貫く奇跡と、生きる意味の物語。

 開始10分で涙があふれていた。多分見ている間8割くらい泣いてたんじゃないかな。

 この作品は実話を基に構成されていて、横田慎太郎という青年の、あまりにも短すぎた一生の話だ。野球に詳しくない僕でもこの選手のことは少しだけど知っていた。阪神優勝の時、横田選手のユニフォームとともに胴上げされていたシーンは、普段野球を見ない人でも知っている人も多いのではないだろうか。

 

 先に感想を言ってしまうと、横田選手が亡くなってしまうことが分かっているから、笑っていたり、チームメイトとふざけあったり、そして野球に人生をかけたその一瞬一瞬すべてに目頭が熱くなった。ずっと頬にタオルを当てていた。そんな映画だった。

 

 ✦ 夢に輝く18歳と、理不尽な現実
 物語の導入で描かれるのは阪神タイガースにドラフト2位指名を受けた18歳の少年。(本当に青年というより少年のような幼さ)野球選手としての将来は輝かしく、希望に満ちている。球場の歓声、仲間とのふざけ合い、監督の励まし、家族の温かい眼差し

 

 ――画面から伝わる細やかな描写が、彼の未来の眩しさを色濃く感じさせる。田舎から出てきた彼は、初めは訛りも抜けず、高身長も関わらず(おそらく190㎝くらいはありそう)かわいらしいという印象。

 

 プロになったものの高校野球とはレベルも段違いで弱音を吐くこともあったが、それでもチームに貢献しようと奮闘する。それよりも何よりも野球が楽しくて仕方ないのが伝わってくる。周りの人たちの支えもあり充実した選手生活を過ごしていた。

 

 しかし、そんな生活も長くは続かなかった・・・。
 風邪でもないのに頭痛が続き、ボールが二重に見える違和感。そして診断される脳腫瘍。21歳という若さで、人生の試練が降りかかる。

 

 見ている側としても「どうして?」と胸が締めつけられる瞬間。夢に満ち溢れた時間が、一瞬で奪われる――その理不尽さに、心が揺さぶられる。


 ✦ 苦しみの中にある、支え合う強さ
 この映画がただの病気の物語に終わらない理由は、主人公を支える人々の描き方にある。
 家族、仲間、恩師、そして野球という夢そのもの。特に鈴木京香さん演じる母親の愛が大きかった

 

 映画を観ていて感じたのは、人生における「支えてくれる存在」の大切さ。
失うことの悲しさだけじゃなく、そばにいてくれる人の強さや温かさを、改めて思い知らされる。


 バックホームの奇跡

 病気を克服した横田だったが、野球を続けることが難しいと、引退を決意する。プロとしての最後の引退試合。クライマックスのバックホームのシーンは、本当にやばかった。脳腫瘍の影響で、一時は完全に視力を失った。時間が経ち、視力は少しずつ戻ったものの、完全に回復したわけではない。二重に見えてしまうだけでなく、大きく打ちあがったボールをキャッチしようと見上げると、完全にボールは消えてしまう。そのため、恐怖感からどうしても後ずさってしまい、ボールが前に落ちてしまう。

 

 しかし横田は決してあきらめなかった。今自分にできることをやる。何度も言われた、頭を使った野球。覚悟を決めた。

 フライが取れないなら、取れなくてもいい。そして1イニング出場のみのセンターでの守備。やはり手前に落ちたボール。横田はそれをワンバウンドで取り、そのまま一直線にバックホームへの送球。空気を切り裂くような鋭い球が見事にキャッチャーのミットをとらえた。

「アウトー!!!」

後に判明するが、この時、横田の左目は完全に失明していた。まさに奇跡だ。

 

 ✦ 日常の描写と心理描写がリアル
 練習中にミスして落ち込む瞬間、病院で診断を受けた孤独、家族の前で強がるけど涙がこぼれる瞬間――どれも丁寧に描かれている。
 だからこそ、観客はただ泣かされるだけでなく、主人公と同じ目線で、彼の苦悩と希望を追体験できる。

 日常の些細な会話や視線のやり取りが、主人公の心境を象徴的に映し出し、感情移入を加速させる。


 ✦ 観終わったあと、自分への問いかけ
  映画を観終わったあと、自然と自分の人生を振り返った。
 何気なく過ごす毎日、後回しにしている夢、当たり前に接している大切な人々。
「もし今日が最後の日だったら…?」と考えさせられる瞬間が何度もあった。

 でも、この映画は悲観させる作品じゃない。
「今を大切に生きろ」と、静かに、でも確実に背中を押してくれる。
人生の不条理に直面しても、支えてくれる人がいること、自分の希望を信じることの尊さを改めて思い知らされる。


 ✦ 終わりに

 すべてを明かすことはやめてきますが「おれは野球が嫌いです」このシーンには心を引き裂かれる思いだった。演技ではない、いや、もう本人そのものなんじゃないかと思うくらい。ぜひ見てもらいたい。

 

 映画『栄光のバックホーム』は、ただの感動作じゃなかった。
 夢と挫折、支え合い、希望――それらを抱えたまま生き抜く人間の姿を描き、観る者の胸に深く刻まれる。

 観終わった今、僕は少しだけ勇気をもらった。
人生は思い通りにならないこともあるけれど、支えてくれる人や大切な想いを胸に、前を向いて生きていこうと思う。
 あのバックホームの球筋のように、まっすぐ、自分の人生を投げ抜いていくために。

 

 ストーリー     ★★★★★

(実話。そんなに脚色もしてないんじゃないかな)

    キャラクター    ★★★★★

(あまり知られていない俳優さんでよかった)

  泣ける度     ★★★★★★★

(今までで一番長い間泣いていたかもしれない)

    おすすめ度    ★★★★★

(これはだれかと一緒に見てほしい)

    総評       ★★★★★

(満点過ぎる。悪い人が出ない映画はいいね)

 

 

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映『ファーストキス 1ST KISS』見た感想


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【映画レビュー】松たか子×松村北斗『ファーストキス 1ST KISS』
 大人になってからの“もう一度恋したい”をぶっ刺してくる映画やった
最近観た映画で結構刺さったのがこれ、『ファーストキス 1ST KISS』。
 タイトルだけ見ると純愛キラキラ系かと思いきや、実際は めちゃくちゃ“大人向けの恋愛映画”。
 ドロっとした後悔・情・すれ違い・人生・選択。そこにちょいファンタジー要素が混ざって、感情がぐわんぐわん揺さぶられるやつ。

 恋に疲れてる人、結婚してる人、パートナーシップに悩んでる人、全部心当たりある人ほど刺さるやつ。


 ◆ざっくりあらすじ(ネタバレあり)
 主人公は 硯カンナ(松たか子)。
 夫の 硯駈(松村北斗 と結婚して15年。
昔は好きで結婚したはずなのに、いつの間にか会話もなくなって、触れ合いもなくなって、ただ一緒に住んでるだけの仮面夫婦状態。

「この人となんで結婚したんだっけ?」
その答えすら思い出せへん日常。

 

 でも、そんな倦怠ムードのまま、駈は“他人を助けようとして事故で死ぬ”。
 そしてとうとう離婚に踏み出すことになった。離婚届けを出す前に突然の死。

「どうせなら離婚届けを出してからにしてよ」。

 

 しかしそんなとき、カンナの前に 過去に戻るチャンス が訪れる。
 戻った先は、駈と「結婚どころか、出会う直前」の時代。
若くて、まだ未熟で、でもまっすぐで優しい駈がそこにいる

 

 昔の駈と再会した瞬間のカンナの反応がリアルなんよ。
「あぁ、この人、こんな表情するんだった」
「こんな目で笑ってたんだ」
って、忘れてたのに確かに知ってた記憶がぶわって戻る。

 

 そこでカンナは決意する

“未来を変える。駈を死なせない。”
ただ恋を取り戻すんじゃない。
命を救いたいから恋をやり直す。
ここがめちゃくちゃ刺さる。

 

 でも過去ってそうカンタンに変わらん。
 駈の優しさ、行動、責任感。
それ全部が、あの事故の日につながってる。

好きなだけじゃ変えられへん未来の重さ。

それでもカンナは何度倒も時間を戻り駈に向き合う。
そして、もう一度駈に恋をする。
そして、駈もカンナに惹かれていく。

 ラストシーン。
  時間も過去も未来も超えて、二人は“初めてのキス”を交わす。
そのキスが 始まりでもあり、続きでもあり、救いでもあり、答えでもある。

映画タイトルの意味がここでガチッと刺さる。


 ◆この映画のヤバいところ
 ●派手じゃないのに刺さる描写のひとつひとつがリアル
 派手なアクションとか涙の演出とかはほぼ無い。
でも、家の中での“無言”、食卓の距離感、寝る時の背中の向き、言いかけて飲み込む言葉、そういう日常の細かい描写がぜんぶ胸えぐってくる。

 

 たぶんほとんどの恋愛の中で1回は経験してる感覚やと思う。

 

タイムリープやのに“ご都合ハッピーエンド”にしない
過去に戻れるって設定やのに、
「戻れたら全部うまくいく!」って夢みたいな話にはしてない。

 

 過去を変えるためには、ただ行動を変えるだけじゃ足りない。
「自分がどう生きたいか」「誰と向き合う覚悟があるのか」
そこを突きつけてくる。

それがまた大人に刺さる。

 

 ●松たか子×松村北斗の“役の相性”が良すぎる
 松たか子の “後悔と強さの両立した表情” がエグい。
 北斗くんの “若さ・脆さ・優しさ・まっすぐさ” がエグい。

“人生を知ってる大人” と
“未来を知らないまっすぐな青年”
その温度差が物語の切なさをめちゃくちゃ引き上げてる。

 

 セリフの中で、カンナが駈を振るために言った言葉「この世で一番嫌なこと知ってる?それはね、興味がない人に好きって言われること」勿論駈の命を守るための言葉なんだけど、こんなに完膚なきまでに相手を拒絶するセリフに、カンナの覚悟が伝わってくる。本当に強烈な一言。すみませんでしたと涙交じりに立ち去る駈。このシーンは本当に胸に刺さった。ちゃうねん駈!お前を思っての言葉やねんて教えてあげたかったもん(笑)


 ◆観終わって思ったこと
 この映画は、恋愛映画っていうより

「人生に疲れた大人の背中をそっと押す映画」
「やり直せるなら…と願ったことのある人のための映画」

って感じ。

・好きすぎたからぶつかってしまった人
・別れたくて別れたわけじゃなかった人
・一緒にいるのに遠くなった人
・「あの時こうしてれば…」がある人

そういう経験がある人にほど刺さるんじゃないかな。

 

 僕は観終わって、

“過去はもう変えられんけど、
「これから先」は自分で変えられる”
って静かに思わされた。

この映画は“ノスタルジー”じゃなくて
“これからの人生を考えるきっかけをくれる作品” って感じ。


  ◆まとめ
『ファーストキス 1ST KISS』
 キラキラ恋愛映画を求めてる人向けじゃなく、人生まるごと抱きしめるラブストーリー”を求めてる人向け。

「恋は最初だけじゃない」
「時間は残酷だけど、やり直す勇気は美しい」

そう思わせてくれる、大人の恋愛映画やった。

この映画、確実に余韻が残る系。
観るタイミングによって刺さり方が変わると思うから、ぜひ気持ちが揺れてる時に観てほしい。

 

 ストーリー     ★★★★☆

(映像がリアルで生々しい。タイムリープ物が嫌いじゃないなら!)

    キャラクター    ★★★★★

(この二人の空気感好きや)

  泣ける度     ★☆☆☆☆

(泣けるというより心に刺さる)

    おすすめ度    ★★★★☆

(隠れた名作)

    総評       ★★★★☆

(派手な演出はない。だがそれがいい)

 

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映画『真相をお話しします』を見た感想


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 『真相をお話しします』の感想。菊池風磨×大森元貴、僕的にかなり期待してた分ちょっと残念だったかも。

 今回観たのは、菊池風磨 Mrs. GREEN APPLE大森元貴が出演してる映画『真相をお話しします』。

 このキャスティングを見た瞬間、「絶対おもしろそう!」って思った人、多いんちゃうかな。

 でも正直、観終わったあとに残ったのは「うーん…悪くないけど、もうちょい何か欲しかったな」っていうモヤッと感。

今日はその感想を、ネタバレありで話していきます。


 ◆ あらすじ(ネタバレあり)
 主人公は、元・商社マンの桐山(菊池風磨)。
過去に友人の裏切りで全てを失い、今はひっそりと警備員として働いてる。
そんな彼の前に現れたのが、どこか不思議な雰囲気を持つ男・鈴木(大森元貴)。

 

 タイトルにもある“真相をお話しします”とは、ネット上で真実を語る生配信チャンネルのこと。

 桐山は最初は戸惑いながらも、鈴木の言葉に背中を押され、自分の過去と向き合う決意をする。

 そして配信当日。
 視聴者から投げ銭が飛び交う中、桐山はかつての裏切りの真実を語り始める。
――だが、その真相は、誰かを驚かせるような劇的な告白ではなく、もっと静かで、苦くて、現実的なものだった。
「人は暴露によって本当に救われるのか?」
その問いを残したまま、配信は静かに幕を閉じる。


   ◆ ここがよかったところ
 設定はめちゃくちゃ面白い。
「暴露配信」「投げ銭」「視聴者が“真実”を消費する構図」って、今の時代を切り取っててリアルやと思う。
 SNSや配信文化に慣れてる世代なら、あの“のぞき見感”とか“人の過去を覗くスリル”にゾクッとしたはず。

 
 風磨くんは抑えた表情で「もう誰も信じたくない」っていう心の閉ざし方を熱演。
 大森くんは“何を考えてるか分からないけど優しい”っていう不思議なバランスを演じてた。でも正直ちょっと演技力に問題があった気もする。もちろん個人の感想だけど、もう少し静かな演技でリアリティがあってほしかった。大袈裟っていうか、、、。

 映像は良かった。
警備室の薄暗さとか、夜のビルの無機質な感じとか、全体的に“閉ざされた世界”と、ネットの中の煌びやかな対比がよかった。


 ◆ 残念だったところ
  一番気になったのは、テンポの遅さ。
前半の暴露には引き込まれた。でも中盤からちょっと間延びする。
もう少しテンポよく進んでほしいなって思った。

 

 あと、“真相”の弱さも正直あった。
タイトルが「真相をお話しします」やから、もっと衝撃的などんでん返しを期待してたんよ。
 特に桐山自身の話は内輪な内容すぎた。

それから、鈴木の動機がちょっとぼんやりしてたのも惜しい。
「なんでこの人、桐山に配信を勧めたん?」って部分が最後までスッキリしなかった。
そこがもう少し描かれてたら、2人の関係性にもっと深みが出た気がする。


 ◆ まとめ

  設定は悪くはないけど、“もう一歩”欲しかった作品
総じて言うと、「考えさせられる系の映画」。
ド派手などんでん返しはないけど、“暴露”という行為が持つ重さとか、
人の痛みを誰かが“見ている”怖さはしっかり伝わってくる。

 でも、キャストの豪華さと設定の面白さを考えると、やっぱりもう少し刺激が欲しかったな。

 とはいえ、観終わってから「自分も誰かの“真相”を軽く扱ってないかな」って考えさせられたのは確か。でも最後のオチがとにかく雑だった。え?何?何この終わり方。もうちょいどうにかできたんちゃうの。


◆ こんな人にはおすすめ
菊池風磨大森元貴の演技をじっくり観たい人
“暴露系配信”やSNS文化に興味ある人
静かで心理的な邦画が好きな人
逆に、サスペンス的なスリルやスピード感を求めてる人にはちょっと物足りないかも。

ストーリー      ★★★☆☆

(設定は悪くない)

    キャラクター    ★★★☆☆

(大森さんの演技に期待しすぎた感)

  面白度      ★★☆☆☆

(前半は悪くなかった)

    おすすめ度    ★★★☆☆

(俺が面白くなかったて思うだけ?)

    総評       ★★★☆☆

(すべてがまあまあ)

 

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アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』

アニメ『とんでもスキルで異世界放浪メシ』にハマった話


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 僕はあまりアニメにすごくハマることはないんだけど、久しぶりにちゃんと見ている『とんでもスキルで異世界放浪メシ』。

こんなにちゃんと見てるのは鬼滅の刃以来かな。

 

 最初はタイトルの“放浪メシ”って言葉に惹かれたくらいだったんだけど、気づいたらガッツリハマってた。正直、異世界アニメって数えきれないくらいあるけど、この作品は“癒し”と“飯テロ”のバランスが絶妙なんよね。


 ■ゆるくて平和な異世界ライフが心地いい
 主人公のムコーダ(向田剛志)は、いわゆる異世界転移系”のテンプレな導入で召喚されるんやけど、特別な戦闘スキルとかチート能力を持ってるわけじゃない。

 持ってるのは「ネットスーパー」という地味すぎるスキル。ただそれがこのアニメの肝。

 

 普通の日本人が、普通にネットスーパーで食材を買って、それを異世界で調理するってだけの話やのに、なぜかめっちゃ面白い。そのギャップがいいんよ。異世界の冒険って、戦いや魔法でド派手になりがちやけど、ムコーダの場合は「今日のご飯どうしよう?」っていう庶民的な悩みがメイン。そこが妙にリアルで親近感わく。


 ■フェルとのコンビが最高すぎる
で、もうひとつのハマりポイントが、伝説の魔獣フェンリルのフェル。
最初はめっちゃ偉そうで、威厳あるモンスターなんやけど、ムコーダの料理を食べた瞬間に“虜”になるんよね。
「この飯、うまい!」って豪快に食べる姿がほんまに気持ちいい。しかもそのまま“契約”してついてくる流れも自然。

 

 フェルのギャップがたまらん。戦闘では最強やのに、食べ物の匂いに弱い。
しかもムコーダに「次の飯はまだか?」って催促する姿、可愛すぎる。しかもこのアニメの食リポ役というポジション。このふたりの関係性が、見ててどんどん心地よくなってくる。異世界アニメでここまで“癒し”を感じたのは久しぶりかもしれん。


 ■料理描写がガチで美味しそう
 このアニメの一番の魅力は、なんといっても“飯テロ”。肉が焼ける音、湯気の立ち方、スパイスの香りが漂ってきそうな演出…。
アニメなのに、五感を刺激してくる。

 

 普通の料理やのに、異世界のモンスターの肉で作ると、味がどんなふうに変化するのか想像するだけでワクワクする。

 ムコーダが「この世界の調味料は使いにくいな…」とか言いながら工夫していくのも、まるでキャンプ飯を見てる感覚に近い。

 

 飯アニメって、料理の描写がリアルだとそれだけで幸せになれるけど、
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』は、“異世界”ד日本の味”っていう組み合わせがめっちゃうまくハマってる。原作漫画でも料理の描写はやばいけど、アニメとなるとマジでヤバイ。

 ■戦いよりも日常、ってところが好き
 ムコーダって、基本的に戦いを避けたいタイプ。
それでもフェルやスライムのスイたちと一緒に旅をしてると、自然と事件に巻き込まれる。
でも彼はあくまで「ご飯中心」のスタンスを崩さない。

 

 異世界でありがちな「勇者」「魔王」みたいな壮大な展開よりも、
日常を大切にしてるのがこの作品のいいところ
“戦うより食べる”っていうテーマが、僕ににすごく合ってる気がする。

疲れてる時にこのアニメを見ると、
「あー、僕もこんな風にのんびり旅しながら、美味いもん食べて生きたい」って思う。
非現実なんやけど、妙に現実的な理想が詰まってる。


 ■スイの可愛さも反則
スライムのスイも、完全に癒し枠。
 喋るスライムって珍しいけど、ムコーダのことを「あるじー」って呼ぶ声がもう反則級に可愛い。

 フェルがツンデレ的な立ち位置で、スイが甘えん坊。
このバランスが絶妙なんよね。

ムコーダ+フェル+スイのトリオが完成した瞬間、この作品の空気が一気に柔らかくなる。
“家族じゃないけど家族みたいな距離感”っていうのも、このアニメの魅力のひとつやと思う。


 ■アニメとしての完成度の高さ
 作画も安定してるし、料理シーンの光の当たり方とか細かい演出も丁寧。
音楽もふんわりしてて、異世界特有の重々しさがなく、ほんまに「旅アニメ」として癒される。作品全体に“無理して頑張らなくていい”ってメッセージが流れてる気がする。


 ■気づけば、自分もムコーダに共感してた
最初は「なんでこんな地味なスキルで生きていけるん?」って思ってたけど、
見てるうちに「こういう生き方もいいな」って思えてきた。
派手じゃなくても、自分の得意なことで人を笑顔にできるって、
ある意味ムコーダってすごい人間なんやと思う。

 

 現代社会でも、効率とか成功ばっか求められるけど、
ムコーダみたいに“好きなことでのんびり生きる”のって、
一番理想的な生き方かもしれん。


 ■まとめ:癒しと飯の最強アニメ
『とんでもスキルで異世界放浪メシ』は、派手な異世界ファンタジーとは違って、
“ゆるいのに心に残る”タイプのアニメ。

 飯アニメとしても、異世界アニメとしても完成度が高いし、何よりキャラの関係性が温かい。

 見てるとお腹すくけど、それ以上に心が満たされる。
疲れた時にこのアニメを見ると、「生きるって案外シンプルでいいんやな」って思える。
たぶん僕がハマったのは、異世界というより、“生き方”に共感したからやと思う。


 もしまだ見てない人がいたら、
夜中に見るのは危険やで。確実にお腹すくから(笑)
けど、仕事とか日常でちょっと疲れた時には最高の癒しになる。出てくるキャラに悪い奴が一人もいないのもすごくいい。脇役に、女神なんかも出てくるんやけど、食い意地が張っていたり個性的で、とにかく憎めない。
僕にとっては、今季いちばんの“心のご飯”アニメや。いいから一回見てみて。

 

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ドラマ『じゃああんたが作ってみろよ』第二話

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」第2話感想
 
第2話「忍耐女よ、すすめ!」を観終えて、胸に残るものが多すぎて、少し整理しながら書いておきたい。


 第2話のざっくりあらすじ
 鮎美(夏帆は、勝男(竹内涼真からのプロポーズを断り、自分の居場所を探し始める。
 髪色を変えても気づかない勝男との距離感や、渚(サーヤミナト(青木柚)との出会いを通して、
「自分の好きって何?」というのが今回のテーマ。

 

 勝男にも変化の兆しが。
後輩の南川(杏花)白崎(前原瑞樹)との関わりで、
彼の中に眠る“古い常識”が少しずつ揺らぎ始めていた。


 「レシピだけでいい」の言葉が突き刺さる
今回の一番の衝撃は、やっぱり勝男の何気ない一言。

 「レシピだけでも…」
 この言葉が、鮎美にとって“自分という存在が軽く扱われた”ように聞こえた瞬間、
彼女の中で何かがプツッと切れる。

 勝男に悪気はなかったのかもしれない。
 でも“言葉”って、伝え方ひとつで愛にも刃にもなる。
このズレこそ、2人の関係を象徴していた。

 

 顆粒だしを握って走る勝男の姿がちょっと滑稽だった。
格好悪いけど、まっすぐで、どこか人間くさい。


   鮎美という“かつての私たち”
 このドラマのテーマは「他人軸で生きてきた自分の人生」だと思う。

 

 第2話で鮎美が初めて意識する「自分の好き」は、
ずっと誰かに合わせてきた彼女がようやく踏み出す第一歩。

「どうすれば好かれるか」じゃなくて、
「私は何が好きか」。
このシンプルな問いが、あんなに重たく響くとは思わなかった。

 

 渚(サーヤの何気ない言葉が鮎美の心をほどいていく感じも良かった。
自分を取り戻すって、派手なことじゃなくて、
小さな選択の積み重ねなんだと感じた。


 ミナトという新しい風(と、ちょっとした不安)
 新キャラ・ミナト(青木柚)の登場も印象的。
フレッシュで距離の近い彼は、鮎美にとって刺激そのもの。ただ正直、少し“距離の詰め方”が早すぎて、現実だったら絶対引くやろ。

 

 とはいえ、物語的にはスパイスになってて悪くない。

彼がどう鮎美に影響していくのか、第3話以降の注目ポイントになりそう。


 勝男の変化と“化石男”の内側
 第1話で「昭和に取り残された男」だった勝男。
でも第2話では、その裏にある孤独や不器用さが見えてきた。

 

 父親から植え付けられた「男は弱みを見せるな」という呪縛。
それを引きずったまま、誰かを守ろうとして空回りしてる感じ。

 

 後輩の南川や白崎と関わる中で、少しずつ彼の価値観が揺れていくのが分かる。
カレーに筑前煮を入れてみたり、もつ焼きを楽しんでみたり。それに合わせてコークハイを合わせたり。

 ほんの小さな“冒険”だけど、それが彼なりの一歩だと思う。

勝男をただの頑固おやじとして描かないこのドラマのバランス感覚、ほんと好き。


 脇役たちが支える物語の深み
このドラマは脇役がちゃんと生きてる。

 渚鮎美の“鏡”のような存在。
自由でまっすぐで、彼女が憧れる未来の形。
 南川(杏花)は勝男への“新しい風”。
価値観を突きつけ、彼に考えさせる。
 白崎(前原瑞樹)は、ほどよい距離感で見守る中立ポジション。
メインの2人の変化を浮かび上がらせる、絶妙な配置。
この群像のバランスが心地よい。


 少し気になったところ
全体的に完成度は高いとは思うけど、個人的にちょっとだけ気になったのはここ。

 ミナトの登場がやや唐突。
 距離感の描き方が、もう少し丁寧でもよかった。
 勝男の内面描写が少し足りない。
“なぜ変わろうとするのか”を、もう少し彼自身の言葉で見せてほしい。
とはいえ、こういう“余白”が次回への期待にもつながってる気がする。

 言葉の重さ、そして自分を取り戻す物語

「レシピだけでいい」の一言が象徴するように、
このドラマは“伝わらない優しさ”を丁寧に描いてる。

 

 誰かのために生きてきた人が、
自分を取り戻すには、時間も勇気も必要なんだな。

 第2話はまさに、その“始まりの回”だったと思う。
不器用な2人がすれ違いながらも、
ほんの少しずつ変わろうとする姿に、静かに心を打たれた。


 まとめ
 鮎美の「自分の好き」に気づく過程が鮮やか。
 勝男にも人間味が見えてきて、応援したくなる。
 脇役がドラマの厚みを出している。

 言葉の重さと優しさが交錯する脚本が秀逸。
この作品、ただの恋愛ドラマじゃない。
“誰かのために生きてきた自分”を、どうやって“自分のために生き直すか”。
その問いに向き合う物語なんだと思う。

  

 まだまだ粗削り感は否めないけどとりあえずもう一話見てみようかな?