らふたぁの映画館

新作映画、好きな映画、小説などの感想をアップします♪コメントで、皆さんの好きな映画とか教えてもらえると嬉しいです!

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『リバウンド』

www.youtube.com www.youtube.comwww.youtube.com 映画『リバウンド』 この作品は実話を基にした韓国のスポーツ映画で、低迷する高校バスケットボールチームが奇跡の快進撃を遂げる姿を描いています。 監督はチャン・ハンジュン、脚本は『犯罪都市』シリーズ…

漫画『封神演義』

今回はちょっと趣向を変えて、あまり漫画を読まない僕がほぼ唯一読み切った漫画、封神演義を紹介したいと思います! 『封神演義』――古代中国の神話とバトルが融合した名作漫画の魅力 藤崎竜の『封神演義』は、1996年から2000年まで「週刊少年ジャンプ」で連…

映画『さがす』

映画『さがす』狂気と人間味が交錯する衝撃のサスペンス 片山慎三監督の映画『さがす』は、一見すると「失踪した父を探す娘の物語」のように思えるが、実際にはそれだけではない。むしろ、人間の欲望、罪悪感、そして予測不能な運命が交錯する、濃密な心理サ…

映画『空白』

映画『空白』 2021年、吉田恵輔監督作品。この映画を観た後、しばらく呆然としてしまった。感情がぐちゃぐちゃにかき乱され、放心状態になった。何とも言えない、消化不良のような、でも確実に何かを突きつけられたような気持ち。この映画には、ただ「面白か…

アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』

細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』 この作品はただのファンタジー映画ではなく、家族、成長、選択、そして親子の絆を深く描いた感動作です。 この映画は、異質なものを受け入れる社会のあり方や、子供が自分の道を見つける過程を美しく繊細に表現して…

映画『罪の声』

映画『罪の声』静かな狂気と贖罪の物語 『罪の声』は、塩田武士の同名小説を原作とし、2020年に公開された社会派ミステリー映画です。昭和最大の未解決事件をモチーフにした本作は、ある音声テープをきっかけに、自分の知らなかった過去と対峙する男たちの姿…

アニメ『あの花』

アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下、『あの花』)は、2011年に放送されたオリジナルアニメで、今もなお多くのファンに愛され続けている名作だ。 この作品は、幼い頃に死別した友人・…

映画『明日仕事やめてくる』

映画『明日、仕事やめてくる』 2017年に公開された日本映画で、北川恵海の同名小説を原作としています。監督は成島出、主演は福士蒼汰が務めました。本作は、ブラック企業で働く若者の苦悩や、生き方を見つめ直すきっかけとなる出会いを描いたヒューマンドラ…

映画『AI崩壊』

『AI崩壊』2030年、日本はAIに支配されるのか? 「AIが暴走し、人間の生死を選別する――」そんな衝撃的なテーマを掲げた映画『AI崩壊』。近未来を舞台にしたサスペンスアクションでありながら、単なるSF作品にとどまらず、我々の現実と地続きの恐怖を描いた問…

映画『藁の楯』

映画『藁の楯』緊迫感あふれるノンストップサスペンス 三池崇史監督による『藁の楯』は、2013年に公開されたサスペンスアクション映画であり、その圧倒的な緊張感とスリリングな展開で観客を引き込みます。主演の大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也といった豪…

映画『祈りの幕が降りるとき』

映画『祈りの幕が下りる時』 涙と驚きの幕が下りる瞬間 映画『祈りの幕が下りる時』は、東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」の最終章として、シリーズを締めくくるにふさわしい感動作でした。阿部寛演じる加賀恭一郎の静かでありながら揺るぎない捜査スタイル…

アニメ映画『鬼滅の刃無限列車編』

『鬼滅の刃 無限列車編』炎の如く燃え上がる絆と覚悟 今回は、あまりアニメを見ない僕が本当に面白かった、映画を紹介します。 興行収入からしても、かなりの方が見ているとは思いますが、あえて記事にしたいと思います 『鬼滅の刃 無限列車編』は、まさに「…

アニメ映画『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』

『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』 「クレヨンしんちゃん」映画シリーズの中でも屈指の名作と名高い作品だ。2002年に公開された本作は、戦国時代を舞台に、いつものドタバタ劇とは一線を画したシリアスな物語が展開される。笑いと涙、そして戦国ロマンが絶妙…

映画『キャラクター』

映画『キャラクター』 もしも天才漫画家が殺人鬼と出会ったら?――菅田将暉×Fukaseの狂気が交差するダークサスペンス 『キャラクター』は、「もしも漫画家が殺人事件の現場を目撃し、その犯人を自分の作品のキャラクターとして描いたら?」という衝撃的な設定…

映画『フォール』

映画『フォール』 映画『フォール』(2022)は、極限状態の恐怖を描いたサバイバル・スリラーの傑作だ。監督はスコット・マン、主演はグレース・フルトン たった二人の登場人物とほぼ一つのロケーションにもかかわらず、観客の心臓をわしづかみにし、手汗を…

映画『人魚の眠る家』

東野圭吾の原作小説を映画化した『人魚の眠る家』 この作品は一見すると家族愛を描いたヒューマンドラマのように思えるが、観終わる頃には、その枠をはるかに超えた衝撃が心に深く刻まれる作品だった。 これは単なる親子の物語ではない。倫理、科学、愛、そ…

映画『望み』

映画『望み』は、雫井脩介の同名小説を原作とするヒューマンサスペンスであり、家族の「信じたい気持ち」と「恐れる気持ち」が交錯する緊張感あふれる作品だ。 監督は『イニシエーション・ラブ』『十二人の死にたい子どもたち』などで独特のサスペンス演出を…

ディズニー映画『2分の1の魔法』

ディズニー&ピクサーの映画『2分の1の魔法 』 魔法が失われつつある世界を舞台に、亡き父を一日だけ蘇らせようとする兄弟の冒険を描いた感動のファンタジー。公開当時から「泣ける」と話題になっていましたが、実際に観てみると、ただ泣けるだけではなく、…

映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』

『母さんがどんなに僕を嫌いでも』感想 映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(2018年)は、実話をもとにした衝撃的な物語でありながら、同時に人間の強さや希望を描いた感動作です。 吉田羊演じる母親の光子の壮絶な虐待、太賀(現:仲野太賀)演じるタイ…

映画『ミステリという勿れ』

『ミステリと言う勿れ』映画版 感想:ただの推理じゃない、心をえぐる名作 ここ最近重いテーマばかりの作品をテーマにしていたので、そろそろ軽い映画を紹介します!とはいっても中身はかなり作りこまれていると思います。 『ミステリと言う勿れ』は、田村由…

映画『正体』

映画『正体』冤罪と逃亡劇が描く人間の本質 前回に記事にした横浜流星つながりで、今回はこの作品を紹介します 映画『正体』は、冤罪によって死刑判決を受けた青年・鏑木慶一(横浜流星)が脱獄し、逃亡生活を送りながら自身の無実を証明しようとする物語で…

映画『ヴィレッジ』

映画『ヴィレッジ』横浜流星の新境地!闇と運命に抗う男の壮絶な物語 『ヴィレッジ』は、藤井道人監督と横浜流星の強力タッグによる衝撃のサスペンス・ドラマです。本作は単なるミステリーではなく、日本社会の暗部や因習、そして「逃れられない運命」に翻弄…

映画『ラーゲリより愛を込めて』

映画『ラーゲリより愛を込めて』愛と希望の奇跡 2022年公開の映画『ラーゲリより愛を込めて』は、戦争の悲惨さの中で輝く人間の尊厳と愛を描いた感動作です。主演の二宮和也をはじめとする豪華キャストが、実話をもとにした壮絶なドラマを熱演し、観る者の心…

小説『桜のような僕の恋人』

『桜のような僕の恋人』儚くも美しい、人生と恋の一瞬 小説『桜のような僕の恋人』は、宇山佳佑による恋愛小説であり、青春のきらめきと切なさを描いた作品だ。本作は、ただの純愛小説にとどまらず、時間の流れの残酷さ、人間の無力さ、そして「今」をどう生…

映画『ソボク/seobok』

映画『SEOBOK/ソボク』命とは何かを問うSFアクションドラマ 海外の映画をあまり見ない僕ですが、今回は珍しく韓国の作品を紹介します。 韓国映画『SEOBOK/ソボク』は、2021年に公開されたSFアクション映画であり、コン・ユとパク・ボゴムという二大スターの…