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映画『湯を沸かすほどの熱い愛』


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 【映画感想】湯を沸かすほどの熱い愛|泣かされるってわかってたのに、やっぱり泣いた。

 

 どうも!今回は、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」。

 

 もうタイトルからしてエモそうじゃないですか。案の定、はい、めちゃくちゃ泣きました(笑)。

 

 ■あらすじざっくり!
 舞台は、とある街の小さな銭湯。
主人公は宮沢りえ演じるお母さん、双葉さん。
旦那(オダギリジョーは勝手に家出中。
娘(杉咲花は学校でイジメられ気味で、不登校まっしぐら。
しかも家業の銭湯はお休み状態。

もうこれだけで「どんだけ不幸詰め込むねん!」って感じなんだけど、さらに追い打ち。

 

 ある日、双葉さん…末期ガン宣告。

 いやー、心折れるでしょこれ。
 でもこのお母ちゃん、めっちゃくちゃタフなんです。

「よし、死ぬまでにやり残したこと全部やったるわ!」って、スイッチ入っちゃう。
そこからの行動力が、もはや映画史に残るレベルで爆走。

 

 まず、行方不明の旦那を探しに行って、しかも浮気相手とその子どもまで引き取る(笑)。
え?普通そんな展開ある?って思ったけど、双葉さんにかかると、何かもう全部アリに見えてくる。

 

 宮沢りえ、すごすぎ。
 まず言わせて。宮沢りえ、マジで最高だった。

 

 こんなに「母は強し」な演技できる人いる?
優しいだけじゃなくて、怒るし、叱るし、笑うし、泣くし、でも最後まで愛がぶれない。

 

 あの目力、すごかった…。
 母性の圧がテレビ越しでもガンガン伝わってきて、こっちも変なタイミングで泣きそうになる。

 

 特にラスト近くの「お母ちゃんの本気モード」は、もう嗚咽レベル。
観てるこっちが酸欠になるかと思った(笑)。

 

 ■脇役もクセ強いけど好き。
オダギリジョー演じる旦那、一浩。
最初は「うわ、こいつクズか?」って思ったけど、後半じわじわ好きになってくるタイプ。

 

 ダメ人間なのに、なんか憎めない。
あの感じ、オダジョーにしか出せない味だと思う。

 

 そして娘・安澄役の杉咲花ちゃん
最初はめちゃくちゃ弱々しいけど、どんどん成長していく姿が感動もの。
あの叫ぶシーン、ほんと鳥肌。

 

 それから突然出てくる松坂桃李くん(笑)。
一瞬「え?なんで?」って思ったけど、彼のエピソードも泣ける要素のひとつ。
本当にこの映画、全員が何かしら背負ってる。

 

 ■泣かせにくるのわかってんのに、泣く。
これほんとズルい。
完全に「はい、ここで泣いてください!」ってポイントが何回も用意されてる。

  • 手話のシーン、
  • ラストのあの“銭湯煙突”のシーン、
  • あとあの「旅」の途中の色々…。

 完全にわかってるのに、ちゃんと泣いちゃう自分が悔しい(笑)。
それでも泣かされてよかったって思える映画。
この感情、なんて言えばいいんだろ…「負けたけど気持ちいい」みたいな?

 

 ■ただし、ちょっと賛否あるかも。
正直ね、「母の愛が重すぎない?」とか毒親っぽくない?」って思う人もいるかも。
実際、SNSとかでもそういう感想はちょいちょい見かけた。

 

 双葉さん、めちゃくちゃエネルギッシュすぎて、たまに怖いしね(笑)。

でも僕は「こんなお母ちゃんに育てられたら、きっと強くなれるだろうな」って思った派。

 ■まとめ
この映画、
「泣きたい時に観る映画ランキング」作るなら、間違いなく上位。
ただ泣かせるだけじゃなくて、「生きる」って何?「家族」って何?って、ちゃんと問いかけてくれる。

 

 観終わったあと、
ちょっと大切な人にLINE送りたくなる感じ(笑)。
あと、銭湯行きたくなる。これマジで。

 

 もしまだ観てない人がいたら、ぜひタオル持参で。
泣きすぎ注意です。

 

 今回は多くを語らず、駆け足で紹介しました。だらだら読むよりまず見てほしい。いやブログなんだから書けよってところだけど、まあ見てください!!(笑)

 

ストーリー      ★★★★☆

(こういう設定の映画大好物)

    キャラクター    ★★★★★

(宮沢りえ、オダジョー、杉咲花。完璧)

  心に刺さる度   ★★★★☆

(母の愛はほんとに無限)

    泣ける度     ★★★★★

(僕はめちゃくちゃ泣いた)

    総評       ★★★★☆

(やっぱ演技力は大事!)

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