映画『あの人が消えた』を観た感想。ネタバレありでゆるっと語ります
※これから観る予定の人は、ラストのネタバレに気をつけてね。
まずはざっくりストーリー
「住人が次々消えるマンション」が舞台。
配達員の丸子(高橋文哉)が荷物を届けに行くうちに、妙にクセの強い住人たちと関わりはじめる。
先輩の荒川(田中圭)に相談したり、小説家志望の小宮(北香那)と仲良くなったり、島崎(染谷将太)の怪しすぎる動きを目撃したり……。
最初は“ホラーっぽい何か”かと思いきや、途中でコメディ感が混ざってきて「え、どのジャンル?」ってなる。
で、最後にドーンとどんでん返し。
実は「消えた」のはマンションの住人じゃなくて――っていう、まさかの展開で幕を閉じる。
よかったところ
テンポが心地いい
不穏→コメディ→ミステリー、と空気がコロコロ変わるのに全然ダレない。
伏線が一気に回収される終盤は「うわ、そう来たか!」って声が出た。
伏線がニクい
丸子が読んでるウェブ小説と、現実の事件がリンクしてくるあたりが最高。
「名前の意味」「ちょっとしたセリフ」まで後で効いてくるから、二度観したくなる。
俳優陣がみんなハマってる
高橋文哉はもちろん、田中圭の“ちょい頼れる先輩”感、染谷将太の不気味さもいい。
菊地凛子の存在感もさすが。
感情を揺さぶられる
笑える瞬間があったかと思えば、怖さと切なさが交互にくる。
ただのトリックじゃなくて、「人に必要とされたい」という丸子の気持ちがじわっと刺さる。
ちょっと気になったとこ
ラストの既視感
「実は主人公が…」系のオチは映画好きなら既にどこかで見たことあるかも。
びっくりはするけど、超新鮮!ってほどではないかな。
ホラー薄め
“人が消えるマンション”って聞くとガチホラーを想像するけど、実際はそこまで怖くない。
ゾクゾク系を期待してる人には物足りないかも。
丸子の行動が大胆すぎ
配達員が探偵ばりに突っ込むか?って思う場面あり。
まあフィクションだし勢いで見ちゃえばOKだとは思うんだけど。
ラストの余韻が短め
大ネタばらしの後、感情の整理タイムがサラッと終わる。
もう少し余白があったらもっと沁みた気がする。
個人的に刺さったポイント
タイトルの深さ
“消えた”って単に物理的な失踪じゃなく、記憶や存在感の消失も含んでる感じ。
観終わったあとに「ああ、そういう意味か…」としみじみ。
小説と現実のクロス
丸子が読む物語が、現実を映す鏡みたいに効いてて面白い。
物語に救われるってこういうことかも。
緩急のバランス
怖いだけじゃなく、クスッと笑える小ネタがちゃんとあるから観やすい。
まとめるとこんな映画
ジャンルをごちゃ混ぜにして観客を翻弄する、ちょっと変わり種ミステリー。
100分ちょいでサクッと観られるけど、観終わったあと誰かと「どこで気づいた?」って話したくなるタイプ。僕はかなり最後のほうじゃないと気付かなかった。
ミステリーやどんでん返しが好き
ホラー×コメディ×人間ドラマのミックスにワクワクする
キャスト重視で作品を選ぶタイプ
あんまりかもな部分
ガチ怖ホラーを求めてる
主人公のリアリティにこだわりたい
『あの人が消えた』、ただの謎解き映画と思ったら大間違い。
“人が存在する”ってなんだろう?ってちょっと考えさせられる、いい意味で裏切ってくれる一本でした。
ストーリー ★★★☆☆
(最後のどんでん返しに全振りしてる感じかな。)
キャラクター ★★★☆☆
(そこそこのキャラクターたち)
面白度 ★★★☆☆
(間違う見方で二回は見れるかな)
おすすめ度 ★★★☆☆
(暇なときに何となく見るくらいでいいかな)
総評 ★★★☆☆
(少し時間がたつと内容を覚えていないくらいの印象)
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