『野生の島のロズ』感想
|ロボットなのに“めちゃくちゃいいヤツ”。思わず応援したくなる癒し映画!
アニメ映画『野生の島のロズ』、観ました〜!
正直、「ロボットが島でサバイバル?動物と仲良くなる?」みたいな設定で、どんな感じなんだろう?と思ってたんだけど、これが…すごくよかった!
観てる間じゅう、ずっとロズのこと応援してた。「がんばれロズ〜!」っていう気持ちでずっと見てた気がする(笑)
まさかのロボット×子育て!?この設定、ズルい。
物語は、無人島に1体のロボット(ロズ)が流れ着くところから始まります。最初はカチコチの機械なんだけど、島の動物たちと出会って、ちょっとずつ変わっていくのがいい!
特にグッときたのは、ひとりぼっちのガン(雁)の赤ちゃんをロズが育てるっていう展開。これがもう、可愛いし泣けるし…反則!
育児に不器用すぎるロズが、ガンのキラリに食べ物をあげたり、泳ぎ方や飛び方を教えたりする姿がめちゃ健気。完全に「子育て初心者のお母さん」状態。でもその不器用さが愛しかった。
動物たちとの関係がジワジワ沁みる。
最初、ロズは島の動物たちに完全スルーというか、むしろちょっと嫌われてるんだけど、それでもめげずに関わろうとするんです。学習モードで時間をかけて言葉を覚えて、彼らの文化(?)に歩み寄っていく感じが、めちゃくちゃ胸熱。
ロズは、いわば「新しく来た転校生」みたいな存在。浮いてるけど、話してみたらめっちゃいいヤツじゃん、みたいな(笑)。そうやって関係が深まっていく過程が、観ていて本当に気持ちいいんです。
映像がきれいすぎて、島に住みたくなるレベル。
あと、映像がとにかく最高!森の中の空気感とか、海のきらめきとか、光と影のコントラストとか、まるで自然の中に入り込んだみたい。
ずっと「この島、住みたい」って思ってた。動物たちも個性豊かで可愛いし、あの空気感に癒されない人はいないと思う。
ちょっと疲れてるときに観たら、マジで森林浴レベルで心がリフレッシュされます。
後半はロズを回収しようとする悪いロボット群が登場します。まあこれは、こういう展開にはありがちですよね!
でもロズに助けられた動物たちが、彼女(?)を守るために、みんなで協力するところはやっぱり胸アツ!スピーディーなバトルシーンはやっぱりとても良き!!
ラストは優しい涙が出る。“別れ”もあるけど、温かい。
ストーリー後半は少しシリアスな展開もあって、ロズの“正体”や“使命”が明らかになっていくんだけど、それもまたいい意味で裏切られる。
「自然の中で生きていくってどういうこと?」とか、「誰かのために生きるってどういう気持ち?」とか、いろんな問いを投げかけてきます。重たくはないけど、しっかり心に残る感じ。
そして最後には、そっと涙が流れるような、やさしい別れがあります。静かに感動して、観終わったあとしばらくぼーっとした。
まとめ:観てよかった、ロズの物語。心がほんのりあったかくなる映画。
『野生の島のロズ』、一言で言うと「優しい映画」でした。
感情をむき出しにして泣かせてくるタイプじゃなくて、じんわり沁みてくるタイプ。
終わってからふとした瞬間にロズのこと思い出して、またちょっと泣きそうになる…そんな不思議な余韻が残ります。
子どもも楽しめると思うけど、大人のほうがいろいろ感じるかも。特に最近、ちょっと疲れてる人には本当におすすめ。ロズのまっすぐさに癒されて、きっと少し優しくなれるはず。
気になってる人は、ぜひぜひ観てみてください。ロズ、ほんとにいいヤツだから!!
ストーリー展開としては色々と先が読めそうな展開。でもシンプルだからこそ、まるで絵本のように童心に帰って、心地よく見られるんじゃないかな。
僕も初めは流し見するくらいかなって思ったんだけど、正直冒頭部分ではあまり感情移入できなかった。僕は最初の五分で結構そのあとしっかり見るか決めてしまいます(何様笑)
結構ジーンとくるシーンもあって、涙もろい僕は目頭が熱くなりました。
なので先ほども言ったように、映画というより、動く絵本のような感覚で見るのもいいんじゃないかなと思えるような作品でした。
あ、最後に、ロズの声優さんは綾瀬はるかさんなのですが、あまり感情の起伏のないロボットの、たまに感情的になるようなそして、とてもやさしい声がぴったりでした。
是非皆さん心を空っぽにしてみてみてください!
ストーリー ★★★☆☆
(良くも悪くもシンプル)
キャラクター ★★★★☆
(動物たちが個性があってかわいい)
泣ける度 ★★☆☆☆
(ほんの少し泣けます)
おすすめ度 ★★★☆☆
(賛否両論あるかも。子供と一緒に見てください)
総評 ★★★★☆
(僕は結構好きです。)
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